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認証と特徴

ULリステッド、ULレコグナイズド、CSA


北米向けケーブルに対するUL認証として 【ULリステッド】、【ULレコグナイズド】、【CSA】があります。UL認証はカナダのCSA規格と相互関係があります。

下記ではそれぞれの認証の特徴と違いを説明します。

リステッドとリスティングの違い、レコグナイズドとレコグニションの違い


それぞれ一般的な表現は「リステッド」「レコグナイズド」です。「リスティング」「レコグニション」も知られていますが、どちらも同じ意味です。使い方や使う場面が異なります。

(1) リステッド:会社/製品等が単体で認証を受けた状態を表します。
例:ULリステッドケーブル


(2) リスティング:会社/製品に対してはあまり使用しません。製品全体を表す場合などに使用されます。
例:使用部品はULリスティングを要求される。


(3) レコグナイズド:会社/製品等が単体で認証を受けた状態を表します。
例:ULレコグナイズドケーブル


(4) レコグニション:会社/製品に対してはあまり使用しません。製品全体を表す場合などに使用されます。
例:米国での使用にはULレコグニションが要求される。

弊社で扱う製品は単体の場合、「リステッド」「レコグナイズド」を用いるのが一般的です。

UL リステッド と UL レコグナイズドの違い


ここでは、ULでも2つの認証レベル、「リステッド(Listed)」と「レコグナイズド(Recognized)」の特徴を説明します。

リステッド(Listed)

リステッド(Listed)
  • 使用範囲が豊富
  • リステッドされたアプリケーションで使用可能
  • 特殊なアプリケーションでも使用可能
  • 現場配線で使用可能

レコグナイズド(Recognized)

説明
  • AWM(Appliance Wiring Material)のみで使用可能
  • 使用可能範囲は部分的
  • 特殊なアプリケーションでは使用不可
  • 現場配線で通常は使用不可

ULリステッド(Listed)


このカテゴリの電線・ケーブルは、建設におけるインフラストラクチャ(屋内外工場設備・制御盤~機械間配線含む)、建築から産業プラットフォーム(機械やシステム)で使用が可能です。

  • 対象規格認証: アメリカ規格認証品
  • 適応安全規格: UL規格
  • 適合先: アメリカ
  • 対象規格認証: カナダ規格認証品
  • 適応安全規格: CSA規格
  • 適合先: カナダ
  • 対象規格認証: アメリカ、カナダ規格認証品
  • 適応安全規格: UL/CSAの相互規格
  • 適合先: アメリカ、カナダ

用途


NFPA79によると、UL規格及びNEC=NFPA70に遵守している製品は、以下対象機器やフィールドで使用可能となっています。

  • 電気機器
  • 電化製品
  • 機械などの工場配線
  • 産業用機械及びシステムの屋内外工場設備
  • 制御盤~機械間配線
  • 現場配線


ULリステッド認証を受けた電線・ケーブルは、各UL製品規格の要件を満たすと同時に、米国電気工事規程電気規程(NEC=NFPA70)の関連文書の項目にも準拠している必要があります。

ULレコグナイズド(Recognized)


電線・ケーブルにおいて、UL レコグナイズド(Recognized)とは、UL758で定義された機内配線用電線(AWM=Appliance Wiring Material)としています。

AWMには、Style番号がそれぞれに付与されており、それら電線・ケーブルは、AWM Style No.に規定されたケーブル構造や温度、材質、厚みや使用用途などに準拠した製品となります。

※AWM Styleは、米国電気工事規程(NEC=NFPA70)で認証されるケーブルではありません。

  • 対象規格認証: アメリカ規格認証品
  • 適応安全規格: UL規格
  • 適合先: アメリカ
  • 対象規格認証: カナダ規格認証品
  • 適応安全規格: CSA規格
  • 適合先: カナダ
  • 対象規格認証: アメリカ、カナダ規格認証品
  • 適応安全規格: UL/CSAの相互規格
  • 適合先: アメリカ、カナダ

用途


リステッドされた機器・機械の一部として以下の機器に使用されます。

  • 工場内配線電気機器
  • デバイス
  • 電化製品
  • 制御キャビネット内のケーブルや電線
  • 産業機械内のケーブルや電線

下記の場合、使用が許可される場合があります。

  • UL508AとNFPA79 Sec.12.9.2 に準拠した一部の産業機械
  • NFPA79 Sec.12.9.2 に準拠しており、使用目的に適していると判断された機器・装置
  • 機器製造者の指示に従い、NFPA79 Sec.12.9.2 に準拠している機器・装置

よって、AWM(UL Recognition)は、屋内外工場設備・制御盤~機械間配線など向けではありません。

CSA規格とは


カナダへ輸出する電気製品(電線・ケーブルも含む)は、CSAに準拠した試験や条件を満たす必要があります。カナダ国内の各州のほとんどが、CSA認証のある電気製品の販売を義務としているため、カナダへ輸出する電気製品はCSAの認証を受け、CSAマークを表示することが必要となります。


ULリステッド、ULレコグナイズド認証において、ロゴの左下に「c」と表示されたUL認証製品もCSAと同等の取り扱いとなります。下記は適合先がカナダのUL認証のロゴとなります。

CSA規格と同等のUL認証の種類とロゴの内容


  • 対象規格認証: カナダ規格認証品
  • 適応安全規格: CSA規格
  • 適合先: カナダ
  • 対象規格認証: アメリカ、カナダ規格認証品
  • 適応安全規格: UL/CSAの相互規格
  • 適合先: アメリカ、カナダ
  • 対象規格認証: カナダ規格認証品
  • 適応安全規格: CSA規格
  • 適合先: カナダ
対象規格認証: アメリカ、カナダ規格認証品
適応安全規格: UL/CSAの相互規格
適合先: アメリカ、カナダ